超能力補足

ダブル/トリプル

超能力を二つ、三つ持っている者は少なく無くダブルやトリプルと呼ばれます。

ただしAランク以上の強い能力を一つでも持っていると制御が難しく能力者の心身も不安定な傾向になります。

そして能力を使うと心身のエネルギーの消耗もシングルより激しいものとなるでしょう。

羨望、畏怖の念を持たれながらも能力災害を起こし易い事からも差別されているのが実情で嫉妬されたり距離を置かれる事もあるかも知れません。

どのダブル/トリプルもAランク以上の能力を持つ場合は以下の様な特徴を持ちます。

・能力の暴走の可能性

・能力の消耗の早さ

・能力の制御困難

・一部能力の使用に関する条件的な制限

・精神が不安定、虚弱、それに伴う疾患

・身体/五感に日常や戦闘に伴う問題を抱える

大体ダブルだと上記で細かいメリットを1～2点以上、トリプルだと3～4点以上持つ傾向にありBランク以下でも能力者次第で問題を抱える者も居ます。

（例：［変身能力はSあるが男性には変身出来ない（制限）/治癒能力はAあるが自分の治癒は不可（制限）/毎晩悪夢を見る（精神面）/情緒不安（精神面）]のトリプル）

様々な事が出来、対応可能なダブル/トリプルは注目されますが同時に上記の様な問題も抱えています。

どの様なデメリットを個人差で持つにしろシングルよりも暴走のリスクは高く、消耗も早めで制御も苦手です。

超能力者に起こる現象の一つとして突破/突破現象/突破行為/ブレイクと言われる物が存在します。

これは超能力者が意図的に集中して24時間に一度だけ自身のランクを一段階上げた能力を使用する事が出来ます。

シングルの場合は才能ある者が使えるれっきとした技能です。

突破が使用出来るシングルは優秀だと判断され賞賛を受ける程に価値ある存在です。

使用は一度なら耐える事が出来ますが二度三度の使用を行うと使用から数分～数時間後には、

等の身体の不調が一日から一週間程続く可能性があります。

ダブル/トリプルの場合も困難ながら使用は可能ですが暴走状態となります。

突破＜ブレイク＞をした時点で制御は困難となり以下の副作用が一つ以上必ず起こります。

これらは全て完治不能でさらに能力の一つを失うか全ての所持能力がワンランクダウンします。

これ以降突破したダブル/トリプルPCの任意での能力の成長は不可とします。 (編集済)

超能力者の喜怒哀楽の感情が昂ったり何らかの決意や覚悟に目覚めた時、死の危機や絶望等。

強く感情が揺さぶられた際に起こる可能性がある能力の暴走現象の一種です。

一度だけ自身のランクを二段階上げた能力を使用する事が出来ます。

シングルの場合はある程度耐える事が出来、意図的に感情を揺さぶり発動する事も可能です。

しかし心身への負担は凄まじく24時間に一度が限界とされており乱用は非常に危険です。

超越すると以下に一つ以上該当する状態となります。

更に能力の使用から数分～数時間後に突破と同じ不調が一週間から一ヶ月程続く可能性があります。

ダブル/トリプルの場合は超越した時点で暴走状態となり制御も利かず場合に寄っては発狂状態に陥り、

ランクにも寄りますが人命が一人以上失われる～街一つ以上崩壊する大災害レベルの悲劇が起き、

そして能力者は必ず使用から数分～数時間後に死亡します。

超越＜トランス＞は能力者が意図して起こす事は困難ですが、

シングルはその精神の安定傾向から発動する確率は低く発動しても制御下に置く事が可能です。

ダブル/トリプルは高い傾向にあり、能力災害の一つとして危険視されています。